2018GW 別府七日目(最終日)
今日で最後なので朝一番で宿のお風呂へ(一湯目)。
その後、鉄輪温泉のすじ湯に入っていないことに気がついて、急遽行くことに(二湯目)。
水道がないタイプですっかり冷えてて温かった。その上、風が強く吹いていたので、宿に戻る前に体が冷えた。
宿で昆虫すごいぜ!の新作で大笑いした後、チェックアウト。別府駅まで送ってもらい荷物をコインロッカーに入れて近場の田の湯温泉へ(三湯目)。
湯船は古そうだが、施設は広くてきれいだった。
すぐ近くの九日天温泉へ行くも清掃中だったので断念し、去年も行った不老泉へ(四湯目)。
別府駅で、初日に予約しておいた自転車を借りてアホロートルでカレーを食べた後、東町温泉へ(五湯目)。
受付が駅舎みたいで渋い。
半地下でぽつーんと小さい浴槽。
洗い場だけがやたら広くて、不思議な空間です。家庭の浴槽だったら広めって程度。一人で入るなら広々としているけどなあと思いながら浸かっていたらなんだか冷えてきた。浴槽側面にある木製の太い栓がどうやら熱源の蓋らしい。火傷に気をつけて栓を抜くと隣の蓋がしてある熱湯プールから勢いよく熱いのが流れてきて、あっという間に適温になった。なるほど、小さい浴槽は温度が自在に調整できるんですね。これなら湯の温度をめぐる対立はなさそう。納得しました。
風呂上がりに亀家で買ったまんじゅうを食べて、次の目的地に行くも清掃中で空振り。
やや離れた山田温泉へ(六湯目)。自転車でよかった。
タイル張りの浴槽に4人くらい入れそうな浴槽。地元の方から湯加減に気をつかっていただきました。臨時入浴客への心遣いがありがたい温泉です。
さすがに風呂疲れしてきたので、近くの茶房たかさきへ。
目当てのかき氷は夏限定メニューらしくなかったので、代わりにピスタチオのケーキセット。
こちらに来てから知ったのですが、マスターは別府八湯温泉道名人会の初代会長(現・顧問)だそうで、こちらは温泉道修行者のたまり場なんだとか。
喫茶利用者限定のお風呂もいただきます(七湯目)。
別府の締めで竹瓦温泉へも行きましたが、玄関にあまりに人があふれていたので断念。近くの寿温泉へ(八湯目)。
今回幸いにも番頭さんがいましたが、もしいない場合は近くのお店に入浴券を買いに行くシステムのようでした。
別府駅からバスで空港に向かうも、空港の足湯の終了時間には間にあわず。もう十分に湯疲れしてたから、別に惜しくもないけど。
東京へ向かう機内では権太楼師匠の噺に爆笑しながら過ごしました。
久しぶりの自宅は宿よりもホテルっぽくて、なんだかとても落ち着けた。家だからあたり前なんだけど。
Googleのタイムラインによるとこの日の移動はこんなでした。
飛行機:807 km
車:37.0 km
自転車:4.7 km
地図は別府市内分だけ。
この別府旅行で集めた温泉道スタンプは24個。水色のマーカーでマッピングしました(他のマーカーもあるので分かりにくいのですが)。
温泉道以外も合わせると、行った温泉は26ヶ所。お風呂に入った回数はのべ33回。旅行中に湯あたりしなかったのは、日頃から走って鍛えてるからでしょう。
今回は別府八湯を回ることを優先してしまったので、地域によってはやたらと取りこぼしが多くあります。この先、八十八湯を巡るのに面倒なことになりそうな地点がちらほら。しかし、効率よく回ればいいって話ではないですからね。来年再来年と長く楽しめたらいいなと思ってます。
※ちなみに、最終日が明らかに入りすぎだったので翌日生まれて初めての湯あたりを経験しました。体が重いのなんの!
----------------------------
GWか過ぎ、湯あたりも治り、温泉と日焼け止めでボロボロになった皮膚がようやく落ち着いてきたころ、別府から郵便が届きました。
で、中には黄色いタオル。
別府の八十八湯巡りで一湯ごとに引くことができるクジで当たったものでした。私じゃなくて夫のだけどね。
2018GW 別府六日目
浅い眠りから覚めて、まずは宿のお風呂へ(一湯目)。
予報通り、そろそろ空が重くなってきました。まだ雨が来ないうちに移動して、砂原温泉(二湯目)。
建物は古めですが、中はきれいにリプレイスされていました。
お湯もそれほど熱くなく、気持ちの良いお風呂を頂きました。
お風呂に入っている間に雨が強くなりました。200メートルほど歩いてひょうたん温泉(三湯目)。
ここはいろんな種類のお風呂があるので、空いているところお湯の温度を選んでゆっくりできました。風呂上がり、天気の良い日なら中庭で玉子を食べながらゆっくりできるのですが、この日はそうもいかず、食堂の奥にある休憩室でダラダラ。
前夜のご飯を軽くしたせいか、お腹がペコペコ。食堂の開く時間になったので、地獄蒸し豆腐丼を頼みました。
豆腐の下にご飯。おかかの旨味で食べる感じです。
二度目のお風呂は人が増えてきて、やや居心地が悪くなって退散。
雨が小ぶりになってきたので、移動することに。帰り道、熱の湯に行った時にみつけたむすびのカフェに立ち寄って休憩。クッキーを5種類選んで300円。飲み物はキャラメルラテを頼んでゆっくりしました。
ついでにコンビニでブラックモンブランを購入し、宿のお風呂(四湯目)上がりに。
ぼた餅を夕飯代わりに。
雨が降り、夜の鉄輪は湯気がますます立ち上がります。
少し迷いながら谷の湯(五湯目)へ。隣のお家の窓がわずかに開いていて、そこのパイプに入浴料を入れるシステムです。合言葉を尋ねるために呼びかけたところ、居間で横になってテレビを観てらしたようで、すぐ近くで身を起こされたのに驚きました。
道路から少し下って入り口があります。
斜めになった脱衣所が亀川筋湯を思い出させました。
本当はこの帰りに地熱観光ラボ縁間で夕飯にする予定でしたが、雨で早じまいしたらしく断念しました。
2018GW 別府五日目
明日天気が悪いので2日連続でジョギング温泉巡りをすることにしました。宿を出て九州横断道路をひたすら上ります。どこまで行っても上りなので辛い。でも夫が根を上げるのが早いので、こちらは励ます分だけ精神的に楽。大分自動車道を過ぎ山を越えて、ようやく温泉が見えてきました。
少し坂道を下って堀田温泉(一湯目)。
こちらも柴石と同じくらい新しく広々としていました。別府にある山際の共同浴場は新しいの法則です。
そこから少し下だって向原温泉(ニ湯目)。
半地下でタイル張りのきれいな浴場です。
この旅一番の激熱。先に隣の浴場から「あぢぃ!!」と悲鳴が聞こえていたので、知っていましたが。
水道全開で10分くらい水を注ぎ続けてようやく水道の真下に入れました。その頃になって地元の方が少しずつ来られました。出てから気がついたけど、実は開始時間より10分ほど早く入っちゃってて一番風呂だった様子。道理で熱いはずだ。
次の目的地近くまで坂を下だって、ラーメン。
この後予定していた温泉を調べたところ入浴時間が15時からだったので、近くの共同浴場に向かうことにして向かったら、なんと休館日でかっくり。すっかり時間を持て余し、もういいやって気分になってバスで宿に戻りました。
日焼け止めを落としたくて宿の風呂時間まで部屋で休憩したものの、宿の風呂の準備ができていなくてイライラ。結局一時間待っても半端にしか溜まってなくて、シャワーだけ浴びて外湯へ行きました。
渋の湯(三湯目)です。ここは入浴料代わりにコインロッカーを使うお約束です。
ネットの評判で熱いと書かれていましたが、ごく普通。宿でイラッとした気分をここですっかり洗い流しました。
竹製温泉冷却装置がついています。湯雨竹というもので装置の上から源泉を注ぐと、竹の枝を伝ってお湯が流れて水滴化することで冷めるのだとか。
コインランドリーで九州名物の袋氷。
この日の夕飯は初日と同じメニューでした。出し忘れて茶碗蒸し抜き。今回の旅で長くお世話になりましたが、何かとおすすめできない宿なので細かいことは書きません。
Googleのタイムラインによるとこの日の移動はこんなでした。
ランニング:6.3 km
バス:3.7 km
徒歩:950 m
2018GW 別府四日目
一日の足休めを経て、ジョギングがてら温泉めぐり再開。
ウエアに着替えて鉄輪の宿を出て、山道を登って柴石温泉(一湯目)へ。
てっきり山の中の鄙びた温泉と思いきや、新しい施設で浴室も内湯に露天にむし湯まである豪華で立派なものでした。山際の市営温泉はきれいなのが別府の傾向のようですね。
広い休憩所で豆腐アイス。
本来は柴石温泉に行って宿に戻るだけのつもりでしたが、走り出したらこのまま帰るのがもったいなくなって、亀川方向へ走ることにしました。
途中通った血の池地獄。斜面にツツジが咲き乱れていました。
平地ではツツジのシーズンはとっくに過ぎているのですが、陽の当たらない斜面なので花が遅いようですね。
県道218はそれほど下り坂がきつくなく、平穏に亀川まで下ることができました。二日前に通った道を思い出しながら亀陽泉(二湯目)に到着。
こちらも新しい施設です。暖簾などに描かれた亀のマークが可愛らしい。スタッフも明るく気さくな方で、とても親切にしていただきました。
亀陽泉でお薦めされたので、せっかくなので亀川筋湯(三湯目)へ。
道端の掘っ立て小屋です。亀陽泉とのギャップがすごい。入浴料代わりのお賽銭を入れて入ります。
入り口を通って二歩で浴槽といった広さ。
脱衣所から振り返ると道路が見える(汗
躊躇しましたが、地元の方は日常的に入ってるんだからと、変な勇気と死角を選ぶ知力を使って入浴しました。浴槽に浸って入り口を眺めながら、暖簾一つないなんて江戸時代的な開放感のある地域なんだなあと思いました。さすが別府とも。
でもね、出る時に気がついたんです。入り口にアコーディオンカーテンが付いていたことを。気づかなかったよー。私の無駄な勇気を返してー!
温泉に入って重くなった足を騙し騙し走って、こちらもお薦めされたうどん屋さんへ。たくさん並んでて、30分程待ちました。
ハーフサイズにしたのでちんまりしていますが、とても美味しかった。次に来る時は大きいのを食べます。
うどん屋さんから宿のある鉄輪まで2.5キロ程、急な坂道を登って戻りました。
コインランドリーが回っている間に上人湯(四湯目)へ。
こちらは温泉の向かいにある食堂で入浴料を払い、入浴札を貰って入るシステムです。なので食堂が開いていないと入りにくい。
貸し切り状態でゆっくりできました。
Googleのタイムラインによるとこの日の移動はこんなでした。
ランニング:8.9 km
徒歩:550 m