2019GW 別府二日目
別府二日目は朝から走ります。
国道10号をひたすら南下。重い雲の下、海からの風を受けながら走ります。
風が冷たいので心拍数が上がらず、結構快適。大分湾を挟んで日本製鉄の工場地帯が見えます。目的地はあの近く。
途中、うみたまご(大分マリーンパレス水族館)の公園に立ち寄ったり、
田ノ浦ビーチを通ったり。
この辺の国道10号は別大国道と言い、別大マラソンのコースでもあると書かれていました。
別大って、てっきり別府大学が関係しているんだと思っていたら、別府と大分って意味でした。
〈季節を巡るみち〉として、田ノ浦ビーチを中心に波紋の広がりをイメージし、100mごとに数字が書かれています。
市街地に入ってすぐ国道10号から離れて大在大分港線を進み、途中緊急の連絡が来て公園でスマホで片付けたりと余計な休憩も入りましたが、無事に目的地、大分市公設地方卸売市場に到着。
守衛さんに元気よく挨拶しながら南側の門を抜けて直進。左手に水産棟、右手に青果棟を見ながら進み、先に見える白い建物を目指します。
関連商品売場棟に食堂が入っています。
こちら、今回の目的地いのうえ食堂。
のれんが出ていません。臨時休業でした。
膝から崩れ落ちそうになりました。
ここは市場。他にもよい店はあるはずです。いくつか気になる店がありましたが、店前に貼ってあった焼き魚定食に望みをかけて喫茶セブンスターに突入。元気よく挨拶しながら入ってみたら、狭い店内は常連さんだらけ。ザ・溜まり場。店内の感じは築地時代の岩田さんに近いかなあ。
日替わり定食600円を頂きます。この日のメインはイカフライでした。
これにお代わり自由でコーヒーが付いてきます。
もう一度書いておきます。600円です。
お腹いっぱいになったら走る気がなくなって、バスで大分駅へ。
降りしな運転手さんに、国道走ってなかった?と聞かれました。はい、そのとおりです。
大分駅はとても立派な建物でした。北口(JRおおいたシティ城門)に馴染み深い絵を発見。
《島尽鐵道圖 山口晃》の陶板画です。
もう一枚は《九州鐡道驛中驛外圖 山口晃》です。
国道10号を走っている時にも見えていた怪しげな建築物を確認しに、駅ビルの屋上へ上がってみましたら、想像を越えた光景が目に飛び込んできました。まさに、なんじゃこりゃあです。
夢かなうぶんぶく堂です。入り口からして面白い。
先に建物を一周してみたら、反対側に出口がありました。なんと、さざえ堂と同じ二重らせん構造でビックリ。まさか、こんなところで二重らせん階段に合うとは。棟内、あちこちに籔内佐斗司氏の七福神を初めとした作品が置かれています。
頂上からは広場全体がよく見えます。もちろん、大分市の町並みも。
広場にはミニトレインも走っています。くろちゃんぶんぶん号です。
子供が入れるサイズの鳥かごもあります。
鉄道神社につながる表参道の仲見世茶屋。
駄菓子屋さん、射的屋さん、風船釣りなどが楽しめます。カフェも充実していました。
その先に、鎮座ましているのが鉄道神社です。
鳥居が円形に配置され、その中央に籔内佐斗司氏の作品。
九州を7人の小人が電車ごっこで進んでいます。
こうして屋上を回っていたら電車の時間が近くなって、慌てて移動します。
日豊本線で別府に戻り、一旦ホテルで着替えた後は温泉巡りです。道すがら面白そうな和菓子屋を見つけて、あれこれ買い物。
いのこ餅、桜餅、柏餅。
この他に、寒天を材料にしプリンも買いました。どれもこれも安かった。
一湯目、海門寺温泉です。
実は二度目ですが、まだ温泉道をやってなかった頃なので再訪です。熱湯とぬる湯の二槽式でシャワーもある温泉です。ちょっとした待合スペースもあるので、何かと使い勝手よい。
次いで、南的ケ浜温泉。
大和温泉。温泉タンクが目立ってます。
入り口すぐにお地蔵さんがいて、半地下に浴場があるタイプ。
温泉帰り、駅前の別府デカ弁本舗でレタス巻き。
カウンターに並べてあったミートボールも。
一口食べて、長年の謎が解けた気分になりました。
ミートボールが無性に食べたくなることがあるのですが、どこの店で食べてもコレという味に合うことがなくて不思議に思っていました。それなのに、別府のお弁当屋さんで出会えるなんて。まさかローカルフードだったとはね。いわゆる九州味ですわ。
夜になってこの日の締めくくりに永石温泉へ。
こちらも二度目。ここも昔ながらの古い造り。脱衣所と一体型の半地下の浴場で、広めに設けられた階段が特徴的です。
別府二日目の移動記録まとめ。
ランニング:13.1 km(1 時間 48 分)
徒歩:2.7 km(1 時間 2 分)
バス:3.7 km(32 分)
電車:11.5 km(17分)
温泉:4湯
海門寺温泉
南的ケ浜温泉
大和温泉
永石温泉