そぞろ食歩記

笑ったり食べたり浸かったり

おがさわら丸(往路)

先月末から3泊6日で父島へ行ってきました。
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実は、父島に行くのは二回目。一回目は10年前で、台風接近の暴風で大揺れの海を、普段より時間がかかって27時間揺られて父島に到着しましたが、何でも船の安定機構(スタビライザー)が壊れていて台風の中を安全に進むことができないとの話で、翌日にトンボ帰りでという散々な父島旅行となったのでした。帰りも大揺れだったので、陸酔いが一週間続きました。そんなわけで、前回全く父島を楽しめないままだったので、もう一度チャンスがあればと思っていたのが、ようやく叶っての旅行です。二度とあんな目には会いたくないので、今回は父島のベストシーズン、6月下旬を狙って計画を立てました。

 

飛行場がない父島への移動は、定期運行便おがさわら丸です。竹芝桟橋から11時に出港しました。この日の都心は雨。重い雲がどんよりとかかっています。
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今回は特等室を取ったので、船内も悠々と過ごせました。室内はホテルの客室と変わらないので、のんびりすごせます。
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冷蔵庫もあるし、空気清浄機もついています。ソファの下に緊急脱出用の用具が入っています。
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洗面室はビジネスホテルと変わらないレベル。
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特等室専用ラウンジにはドリンクバーとマッサージチェアがあります。手前にあるのは、コーヒーと水素水(!)サーバーと製氷機。
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ペットボトルのミネラルウォーターとお茶が用意されてました。
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特別室専用ラウンジから、専用のデッキに出られます。ここに人がいると自分らの部屋の中は窓から丸見え。
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出港時には、港の方が見送ってくれました。こういうの、うれしいですね。
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都内ですが、行ってきます。
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お昼ご飯は、竹芝桟橋で買った島島弁当。上はオリーブオイルを使った三宅島のピラフで、下は伊豆大島のべっこうずし。葉っぱはアシタバです。
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お腹が満ちたら甘いのものが食べたくなったので、船内探検がてら売店へ。
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しかし、これがさっぱり。酒のつまみはたくさんあれど、甘いのはアイスクリームしかないようで。船に乗る前に、もっとお菓子を買っておくべきでした。

こちらは展望ラウンジ。場所によっては、宴会が始まっていて楽しそうでした。
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自動販売機が充実しています。たこ焼き、焼きそば、チャーハンなどもあります。どうやら、売店に並んでいる食べ物は、全て自動販売機でも買えるようです。
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当日は天気がよくて海が穏やかで、実に快適に過ごしました。特等室は7階で、上の方なので揺れも少ないのが安心です。一応酔い止めを飲みましたが、酔う心配は一切ありませんでした。